こころの声に正直であれ~自分らしく人生豊かに生きてみよう~

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誰から教わったのだろうか。

「良い高校に入り、良い大学に入り、良い会社に入る」、「結婚して、子供を授かり、マイカーを所有し、マイホームを建てる」等、誰から言われたわけでもないかもしれないけれど、それが良いこと、正しいことのように思っていました。もちろん、良い高校、大学、会社に入れることは悪いことではなく、むしろ社会からは評価されます。ひどいもので、就職活動においては、エントリーシートの学歴で一次審査が通る・通らないがあるのが現実かと思います。また、一流企業や公務員であれば、ローン審査が通りやすいといったこともあるかと思います。ですから、良い学歴や一流企業に勤めることを否定する気も全くありませんし、持てるものなら私も持ちたいステータスであると思います。でも、今の年齢になって思うのは、自分自身が決断し、納得していればそれで良く、他人の評価を気にしすぎるのは良くないと強く感じるようになりました。これは特に僻んでいるわけではありません。自分の人生という物語の主人公はあくまで自分なのです。誰から教わったかもわからない価値観に重要性を見出せないのなら、それもありだと思いますし、心からやりたいことがあれば、その道に進むことがきっと正解なんだと思います。

過去を振り返ってみると、私自身、高校と大学に関しては、塾や学校からは「なぜもっと上の○○を受けないのか」と言われたりしましたが、それは塾や学校からしたら、少しでも偏差値の高い学校へ生徒を輩出したほうが実績になるからだと思いますが、それって大人の勝手な都合であり、生徒の気持ちを尊重する気がないよなと思っていました。私自身、その時は自分の意志を曲げずに自分の行きたい高校・大学へ進学し、後悔はしていません。しかし、就職に関しては、自分の意志だったかというと、「ただなんとなくこの会社から内定もらえたし」くらいの気持ちだったかなと思います。正直、「自分に何が向いている」、「何がやりたい」等、全然わからないままで、迷子のまま社会に出てしまったと思います。ただ、そういう人も多いんだろうなと思います。一発で自分に合う会社に出会える方が奇跡であり、今の時代のように転職しやすい環境は望ましいと思います。

正直、今の仕事を選んだことについては後悔がないとは言えません。もちろん得るものもたくさんありました。ただ、なんとなくでやり始めた事にはやはり後悔の気持ちが出てしまいます。これが自分でしっかりと考え抜いて決めたことであれば、経験上、後悔しなかったのだろうと思います。今は休職中ですが、復職するにしろ、転職等をするにしろ、惰性で進むのではなく、自分らしく心の声に正直になり、「ファミリー > 平穏・時間・自由・健康 > お金」の価値観を大切にしていきたいと思います。このブログでは、こころ穏やかに、ファミリーと過ごす時間、自由で健康を感じられるファミリーと思えるような居場所、そのためのお金の考え方について、話題を提供できればうれしいなと思っています。

偉そうなことを言っているかもしれませんが、今の若い子たちの方が私のような30代、40代より、よっぽどドライに現実を捉えて生きているかもしれませんね。生まれる時代は選べないもので好景気か不景気によって、新卒時に売り手市場かどうか、初任給はいくらか、ある意味で運としか言えないような状況もあるかと思いますが、いくつ失敗したとしても、最後に成功したと思える人生にしたいです。

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